手軽な方法として知られている多汗症の手術

ボトックス注射は、多汗症の症状を治療する際に高い効果が期待できると言われています。多汗症は、発汗量が多くなりすぎる症状ですが、自分で調整できないため不便を感じている人もいます。多汗症は、体質によるものと、何らかの疾患の影響によるものとがあります。特に原因がない多汗症の場合、発汗を抑える治療方法が開発されています。ボトックス注射は、多汗症を治療する際に、多くのクリニックが行っているものです。ボトックス注射は、5分程度で済む簡単な治療ですが、エクリン汗腺という発汗を盛んにする部位の活動を減らすというものです。ボトックス注射はエクリン汗腺を物理的に除去することはありませんが、施術の効果は半年〜1年程度です。多汗症の症状が緩和されることで、体臭も薄くなりますし、わきがに悩まされる可能性も減ります。ボトックス注射を用いた多汗症の治療とは、手術をするほど深刻な症状ではない人や、手のひらや足の裏など体の末端部に汗をかきやすい部位がある人、汗の臭いがあまりしない人などです。筋肉注射ではなく皮膚下のエクリン汗腺に薬剤を注入しますので、痛みも少なくて済みます。ボトックス注射は、施術後2、3日で効果が確認できるようになり、1週間ほどて効果が実感できます。最初のうちは頻繁にボトックス注射を打つ必要がありますが、何度か多汗症治療を繰り返しているうちに、あまり汗をかかなくなることがあります。

知っておきたい多汗症の症状と治療法について


多汗症とはどのような症状のことをいうのでしょうか。激しい運動をした時や、気温の高い日は体温を調整するために汗をかきますし、緊張や、体調不良など、あせをかく理由はその時の事情にもよります。発汗の程度は人によって違いますが、一時的に汗を多くかいても、生活に不便を感じるほどたくさん出たりはしません。ただし、多汗症の場合はその限りではなく、常に汗をかき続けていることがあります。必要に応じて汗をかくなら問題はありませんが、不必要なタイミングで汗をかいていると、体が冷えたり、蒸れたりといったトラブルが起きます。人によっては常に喉が渇いていたり、皮膚が荒れやすくなったりします。起こり得るトラブルを回避するためにも、まず自分の身体に合った予防や治療法を見つけてみましょう。程度にもよりますが、多汗症は治療対象になることがありますので、改善の見込みがなければ病院で診てもらい、対策を検討することです。精神的な負荷が重なっているなど、ストレスが多汗症に関与していることがあります。体質的な問題はあるものの、主な要因は精神に負担がかかりすぎているという場合、ストレスの除去を考える必要があるでしょう。人によっては、生活リズムの見直しや、精神的なストレスを解消することで多汗症の症状が軽減されることもありますので、まずは試してみてください。現時点ではわからない部分も多い症状ですので、手術による治療を行う前段階で、試してみるべきことはないかを検討してみてください。